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女性にのど仏は有る、無い?

先日叔母が亡くなりました。

急死と言えるくらいでしたが死に顔は眠るような穏やかな顔でいつ目をさましてもおかしくないように見えました。

近親者と言う事でお通夜、お葬式火葬場まで参列して来ました。

東京の大きな斎場で何組も次から次に入場される遺族に会うたびにこんなに多くの人が1日に亡くなるのかと少し驚きましたし火葬の方法も流れ作業のようでやや残念なところもありました。

その火葬場での出来事なのですが、火葬され拾骨の際骨を拾い集めて骨壺に入れてくれる時これが足でこれが踵でと下肢の方から説明をしてくれながら係の方が骨壺に入れてくれるのですが、その時「これがのど仏で」と言われた時遺骨の周りに居た人が「のど仏?」と小さな声で言いました。

確かに女性ですから普通に考えたらのど仏はありません。

それではその係員が言われたのど仏とは?

一般的に言われている男性ののど仏は正式には甲状軟骨と呼ばれるものが突起して、靭帯と筋肉によって結合された軟骨の枠内に固定されているため、実際にはこれは火葬の際に溶けて無くなってしまう為残りません。

それでは係員の方が説明された「のど仏」とはどこの骨かと言うと首を支えている脊柱の椎骨の上から2番目の骨を指しているのです。

男性ののど仏と言われる場所の真裏に位置するあたりになります。

なぜ、その骨をのど仏言うかと言うと仏様が座っているような「三角形」の形をしているからとか両手を合わせているように見えるからだとか諸説あるようです。

ただ、遺骨を拾骨する際にあまり一般的に知られていない「のど仏」をわざわざ取り出してのど仏と紹介する意味は不明です。

また、キリスト教ではこの第二頸骨を「アダムのりんご」と呼ぶそうですからやはり特別な何かいわれが有るのではないでしょうか。

また、遺骨の事を舎利と言います。

これはサンスクリット語の聖者の遺骨を言うsariraからきていると言われている一方同じサンスクリット語でお米の事をsariと言います。

ですからお寿司屋さんで言われているシャリがどちらからきているのか、あるいは遺骨の白い粒がお米に似ているからおコメ粒の事をシャリと言うようになったかは定かではないそうです。

いずれにしても結論として女性の遺骨に残る「のど仏」と生前の男性の「のど仏」とは別物と言う事です。

 

戒名とは戒名の付け方

戒名は生前の俗名に対して死者に付ける仏名だと思っている人が多いようですが、本来は出家修道者に対して師から授けられる名前であり信仰の厚い人、社会貢献をした人、儀式や一定の講習を受けた人等に授けられていました。

今日では亡くなられた故人も俗世界を離れて仏さまの弟子になったと言う印として付けてもらうようになりました。

男性の場合は

「OO院△△XX居士」

女性の場合は

「○○院ΔΔ××大姉」

〇〇に当たるところが院号と言い皇族や豪族等のような寺院や宗派に対して多大な貢献をした者、あるいは社会的に高い貢献をした者に贈られる号。現在は一般的にはほとんどない

△△に当たるところが道号と呼ばれる「字」のようなもので真言宗・天台宗・浄土宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗などで用いられる号。職業、趣味、故人を連想する言葉を用いたり宗派を表す事もある。

××の部分が戒名

多くは本名から一字を取ったりする

「居士」・「大姉」が位号、江戸時代は武士以上に対して居士・大姉を付け、一般庶民に対しては信士・信女を付けたと言われるが、武士階級でも信士・信女が付いている場合もあります。

ちなみに

近藤勇
貫天院殿純義誠忠大居士

福沢諭吉
大観院独立自尊居士

石原裕次郎
陽光院天真寛裕大居士

美空ひばり
茲唱院美空日和清大姉

この戒名ですが戒名を付けてもらう際の戒名料の額が問題になった事が有ります。

本来院号は昔の武将等がお寺の建造費用等多額の寄付やその宗派の普及に努める等の信仰の厚い人に対して敬意を持って付けたのですが、戦後遺族などから院号を望まれそれに対して布施の額にお応じた対応をするようになり戒名料の額により文字数に増減が起こったりするような「戒名の相場」と言うような考えが根付いてきました。

ただ、日蓮正宗においては「戒名料」と言うものは存在しません。

また、浄土真宗では戒名と呼ばずに法名といいます。

このように死後の個人を送り出す場である葬儀の費用が戒名の相場で全体の費用に大きく影響するようになったため、大手スーパーのイオンが「イオンのお葬式」と言う明朗会計を売りにした葬儀を取り扱うようになりました。

残されたものは立派に送り出してやりたいと思う気持ちは当然ですがその費用が気になります。

その戒名の付け方ですが

一般的には菩提寺の住職に戒名を頂くと言う形が多いようです。

ただ最近は、自分で戒名を付けると言う人もいるようですが、ただ文字を並べればよいと言う訳でもないようです。

尊敬する師匠や先生のような方がいる人はその名前を1文字入れて自分の名前の1字と足したり、

”例えば、まじめな方であれば「誠岳」、料理や職人といった専門職を貫いてきた方は「精覚」
家族を温かく迎え自宅を守ってきた専業主婦には「温室」。
優しい方であれば、「優雲」 服飾・美容関係の方であれば、「清心」 花が好きな人は「妙華」
成績が抜群の方であれば「賢徳」など”               「戒名jp」より

使用文字にも一定のルールが有るようですから菩提寺の住職と故人の人柄や趣味、仕事、性格等の要素を付け加えてその故人が偲ばれるような戒名を付けてもらう事が多いようです。